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memento mori「汝は死を覚悟せよ」
数年前、ひどくショックなことがあって
現実から逃げようとし、
死ぬ方法をいろいろと考えた。
しかし本当には死ぬ気はなかったと思う。


柄にタオルを巻いた包丁を腹に押し当てたまま、
何日も布団に寝転がり、暗い天井を見上げていた。

ビルの屋上から飛び降りる?
練炭?
洗剤か油を飲む?

結局、4日間絶飲食し、その後大量の酒と睡眠薬を飲んだ。

ところが何時間経っても
眠りに落ちるどころか目が冴える一方で
心臓の鼓動だけがやけに大きく響いて
そうこうしているうちに誰かが私の家のチャイムを鳴らした。

それらは今振り返ると、とても弱虫だったとも思えるし、それでもギリギリの線で生きることの価値を探っていたとも思える。


あのときは、死にたくても死ねなかった。
今は、生きたくても生きられないかもしれないという恐怖と闘っている。


もちろん人は必ず死ぬのだが、
もし私があと少ししか生きられないのならば、何をするだろう?


これは、人生という時間が有限のものであることを、私にはっきりと認識させる。
死の床で、あるいは死ぬ瞬間にこのことに気づくのではなく、まだ身体が比較的健康なときにこのことに気づけたことに感謝する。


さぁ、私はいったいどんな意味あることができるだろう?

いのちの砂時計は、今も落ち続けている。
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